NCD登録の手間を減らす! ボタン操作のスキップで作業効率アップ ― 2025年04月01日
日常の診療と並行して行われるNCD(National Clinical Database)への手術症例登録は重要な作業であるが、その煩雑さや作業負担を感じている医療現場も少なくないのではないだろうか。
日々の登録作業の中で、承認プロセスを効率化する方法に気づいた。すでにご存知の方もいらっしゃるかも知れないが、その際はご容赦いただきたい。
些細な工夫ではあるが、複数の症例を扱う中では、その効果は想像以上に大きかった。かかる時間は変わらないかもしれないが、手間が減ることの心理的負担の軽減が大きいと実感している。
以下の方法である。
個別の症例画面で「完了(承認済)」ボタンを押すと、メッセージのダイアログで出現する。今まで「はい」ボタンを押していたが、このボタンを押さなくても支障なかった。また、症例画面を閉じる前に「保存」ボタンを押していたが、そうしなくても問題なかった。後で同じ症例を開くと「完了(承認済)」になっているのを確認できる。それにしても「保存」ボタンの意義はなんだろう?
2023年と2024年の登録は、この方法で問題なく登録できた。
同様の課題を感じている方々の一助となれば幸いである。
日々の登録作業の中で、承認プロセスを効率化する方法に気づいた。すでにご存知の方もいらっしゃるかも知れないが、その際はご容赦いただきたい。
些細な工夫ではあるが、複数の症例を扱う中では、その効果は想像以上に大きかった。かかる時間は変わらないかもしれないが、手間が減ることの心理的負担の軽減が大きいと実感している。
以下の方法である。
個別の症例画面で「完了(承認済)」ボタンを押すと、メッセージのダイアログで出現する。今まで「はい」ボタンを押していたが、このボタンを押さなくても支障なかった。また、症例画面を閉じる前に「保存」ボタンを押していたが、そうしなくても問題なかった。後で同じ症例を開くと「完了(承認済)」になっているのを確認できる。それにしても「保存」ボタンの意義はなんだろう?
2023年と2024年の登録は、この方法で問題なく登録できた。
同様の課題を感じている方々の一助となれば幸いである。
仮想PC接続の小技:Vmware Horizon Clientのコマンドラインオプションでユーザー名入力を省略して簡単ログイン ― 2024年03月06日
Vmware Horizon Clientのコマンドラインオプションについての備忘録。
病院の電子カルテシステムは情報を保護するために、インターネットとは繋がない閉じたネットワークで運用されている。
しかし時には(あるいはしばしば)インターネットへの接続が必要になる場合もある。
自施設では「Vmware Horizon Client」という仮想PCを利用して仮想デスクトップにログインしインターネットに接続する。
ただしこの仮想PCにログインする際には、毎回ユーザーIDとパスワードの入力が必要となり、自分の場合、ほぼ電子カルテを使うたび行うのでかなり煩わしい作業である。
そこで、日常的に使用しているPCである程度の工夫を施した。
具体的には、Vmware Horizon Clientの自分用のショートカットを作成し、そのプロパティの欄のコードを変更して、コマンドラインオプションに自分のユーザー名を追記した。
これでショートカットをクリックするだけでユーザー名が自動的に入力され、パスワードを入力するだけでログインできるようになった。パスワードをオプションに記載するともっと便利になるが、さすがにセキュリティを考慮してパスワードは保存していない。
しかし、このショートカットがとある理由で消失してしまった。
以下が再設定の記録。
設定はかなり以前に行ったので、記憶が曖昧だった。 最初、オプションを「-u hogehoge」(hogehogeが架空のユーザー名です)として試みたが、上手くいかなかった。
そこでようやくメーカーのサイトを見た。
「Horizon Client の設定およびコマンドライン オプション」
https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Client-for-Linux/2309/horizon-client-linux-installation/GUID-AB6F0B4D-03DD-4E7A-AE16-BAB77CE4D42D.html
を参考にした。これはLinux版のマニュアル。
「-u, --userName=」がそのオプションだった。
Linux版なら「-u hogehoge」でもうまく行くはずだが。Windows版では動作が異なるようだ。
記載の一つ、「--userName=hogehoge」でうまく接続できた。
これで作業は終了だが、気になり、様々なコマンドラインオプションの書き方を試みてみた。
「--userName hogehoge」、「-userName=hogehoge」、「-userName hogehoge」といった形式であれば接続可能であることが判明した。
ただし「userName」を全て小文字で「username」とすると接続できなかった。
病院の電子カルテシステムは情報を保護するために、インターネットとは繋がない閉じたネットワークで運用されている。
しかし時には(あるいはしばしば)インターネットへの接続が必要になる場合もある。
自施設では「Vmware Horizon Client」という仮想PCを利用して仮想デスクトップにログインしインターネットに接続する。
ただしこの仮想PCにログインする際には、毎回ユーザーIDとパスワードの入力が必要となり、自分の場合、ほぼ電子カルテを使うたび行うのでかなり煩わしい作業である。
そこで、日常的に使用しているPCである程度の工夫を施した。
具体的には、Vmware Horizon Clientの自分用のショートカットを作成し、そのプロパティの欄のコードを変更して、コマンドラインオプションに自分のユーザー名を追記した。
これでショートカットをクリックするだけでユーザー名が自動的に入力され、パスワードを入力するだけでログインできるようになった。パスワードをオプションに記載するともっと便利になるが、さすがにセキュリティを考慮してパスワードは保存していない。
しかし、このショートカットがとある理由で消失してしまった。
以下が再設定の記録。
設定はかなり以前に行ったので、記憶が曖昧だった。 最初、オプションを「-u hogehoge」(hogehogeが架空のユーザー名です)として試みたが、上手くいかなかった。
そこでようやくメーカーのサイトを見た。
「Horizon Client の設定およびコマンドライン オプション」
https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Client-for-Linux/2309/horizon-client-linux-installation/GUID-AB6F0B4D-03DD-4E7A-AE16-BAB77CE4D42D.html
を参考にした。これはLinux版のマニュアル。
「-u, --userName=」がそのオプションだった。
Linux版なら「-u hogehoge」でもうまく行くはずだが。Windows版では動作が異なるようだ。
記載の一つ、「--userName=hogehoge」でうまく接続できた。
これで作業は終了だが、気になり、様々なコマンドラインオプションの書き方を試みてみた。
「--userName hogehoge」、「-userName=hogehoge」、「-userName hogehoge」といった形式であれば接続可能であることが判明した。
ただし「userName」を全て小文字で「username」とすると接続できなかった。
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